
こんにちは^^
TOESTなかたに鍼灸整骨院
浅井です。
今回は『腰椎分離症』について書いていきます。
今回、取り上げる実際の僕の担当した11歳小学生男子、
の症例をもとにお話していきましょう。
彼は当初、サッカー中に腰に違和感や痛みを感じ
病院を受診。
MRIの結果は『腰椎分離症』と診断。
半年以上、安静、リハビリを行い、
ようやく復帰したのにまた痛みが出てしまった。
「また大好きなサッカーができない。」
そんな気持ちを抱えて来院されました。
もしかすると、
これを今読んでくれているあなたのお子さんが、
まさにこんな状況かもしれません。
そんなあなたにこそ読んでほしい内容を書いていきます。
3分ほどで読める内容です。
ぜひ最後までお付き合いください。
はじめに
まず、
腰椎分離症と診断された君に伝えておきたいことは、
発症後2ヶ月以内の子(20歳以上成人はまた別)
であれば1〜2週間後には
思いっきりスポーツができる状態にしてあげられるということ。
骨折である分離症が2週間程度で改善する。
そんなこと実際にありえるのだろうか・・・。
もちろん、
あなたのそのお気持ちは十分理解できます。
でも、
実際、我々はその「あり得ない」
を起こしている。
だからこそ毎日、
全国から多くの、
藁をもすがる思いをもった多くの人たちが集まってくるのです。
では、
実際にどうやって、
その「あり得ないこと」を起こしているのか?
についてお話していきます。
その前に、
分離症とは?
ってお話から進めてみます。
目次
- そもそも腰椎分離症ってどんな状態?
- 腰椎分離症をたった2週間で改善できる理由。
- 最短で改善し全力でプレーできるようにしてあげたい。
そもそも腰椎分離症ってどんな状態?
腰椎分離症はスポーツをしている10代の小学生〜高校生が発症しやすく、
激しいジャンプや腰の回旋運動を繰り返すことで、
腰椎の後方に小さな亀裂が生じ、徐々に進行した結果、分離症を引き起こします。
すごく簡単に言うと、
腰の骨(腰椎)の一部が、繰り返し負担がかかることで疲れてしまい、
ヒビが入ってしまった状態です。
金属のクリップを何度も同じ場所で曲げ伸ばしすると、やがて折れてしまいますよね。
あれが背骨で起こっているイメージです。
特に、サッカーのように体をひねったり、
反ったりする動きが多いスポーツで、成長期の小学生・中学生によく見られます。
そして、
放置していると腰椎が前方に滑り出す『分離すべり症』に進行し、
将来的に慢性的な腰痛や神経症状を引き起こすリスクが高くなります。
病院では「骨がくっつくまで3ヶ月〜6ヶ月はコルセットを着用して絶対安静にしてください」
と言われることがほとんどです。
確かにそれで綺麗に治癒していることもあります。
しかし
私たちの元に来る分離症で悩んでいる子は
- 半年間安静にしたけど痛みが取れない。
- 練習を再開したらすぐに痛くなった。
- 半年も休んでられない。すぐに復帰したい!
このような子たちが非常に多いです。
さて、ではなぜ?
施術ですべての痛みが取り切れたのでしょうか?
次章でお話ししていきますね。
腰椎分離症をたった2週間で改善できる理由
我々は分離症の痛みの原因を
骨がくっついていないからだとは考えていません。
ここが病院と我々の分離症に対しての考え方の違いであり、
たった2週間で腰椎分離症を改善できる理由があります。
我々が考える分離症の痛みの原因は
『骨折して分離した骨周辺の軟部組織の炎症』だと考えています。
※軟部組織とは、筋肉や靭帯、腱、神経、血管などの骨以外のもののことです。
骨が分離した状態でスポーツを行うと、
負担がかかることで『炎症』は起こります。
この『炎症』こそが痛みの原因であり、
『炎症』を取り除くことで痛みは無くなっていきます!
では、
どのように炎症を取り除くのかについて
お話ししていきますね。
分離症の痛みの原因は先ほどもお伝えしたように、
患部周辺の軟部組織の炎症です。
当院では、
腰椎に適切な角度と圧で刺激を加えることで、分離症の痛みを和らげる専用施術を行なっております。
また、日本古来の施術には「骨癒合」を促進する手法があり、
それを当院代表の仲谷が「より確実に、より安全に」アップデートした「腰椎ATT療法」を用いることで、
腰椎分離症が短期間で奇跡的な回復を見せることができるのです。
ただ、
もちろん腰椎ATT療法のみをすればいいということではありません。
腰椎分離症はあくまで結果です。
分離症を発症した根本的にはいくつかの要因が絡み合っています。
今回のOくんの場合、
- 左股関節のロッキング
- 左腓骨神経弱化
それに伴い、
走る動作や蹴る動作で腰椎に負担がかかるようになっていました。
- 分離症による軟部組織の炎症
- 股間節のロッキング、
- 左腓骨神経の正常化
これらを見極めて施術を行うことで
たった5回の施術でスポーツに復帰することができるのです^ ^
最後に・・・
いかがでしたか?
腰椎分離症は、
発覚した時点で、
一般的には、
数ヶ月の安静、加療。
その間は、
いっさいの運動は禁止。
でも、
数ヶ月もの間、
練習を休めば、
レギュラーポジションは奪われ、
人によっては、
人生を狂わされる可能性さえ考えられるような長期間の離脱です。
本気でスポーツに取り組む10代のアスリートにとっての数ヶ月は
とても重要だと思います。
だからこそ、
我々は、
少数精鋭治療家集団の矜持を持って、
1日でも早い復帰を願い、
日々研究し、
日々熱烈に施術にあたっています。
もし君が、
もしあなたのお子さんが、
切羽詰まった状況、
数ヶ月も無駄にしたくないと思い悩み悲しむ。
そんな状況であれば、
勇気を出して欲しい。
それは一本の電話をしてみるということ。
あなたからの、
勇気を待っています。
そして、
ともに喜び合える日を楽しみにしています。
感謝。