
こんにちは。
TOESTなかたに鍼灸整骨院の増田です^^
今回の記事は、
実技試験まであと一ヶ月。
人生のかかった中学生、野球少年の身に起きた突然襲われた激しい腰痛。
タイミリミットがある中で、
その腰痛が解消し、
見事、実技試験で推薦枠を勝ち取った物語です。
まず、冒頭でお伝えした、
実技試験を控えた状況で腰痛を発症してしまったHくんのお母さんが書いてくれた
実際のクチコミを読んでいただければと思います。
下記、
上記google口コミ書き起こし。
今回野球をしている息子がお世話になりました。
高校入試の実技試験前に腰を痛めてしまいました。試験まで1ヶ月もなく、どうしようと思っていた時に以前数人のお友達がなかたに鍼灸整骨院で治してもらったと聞いたのを思い出し、わらおもすがる思いで連絡させてもらいました。初めのカウンセリングの後に、実技試験までに治します!と言って頂いたことが、とても心強くて嬉しかったです。施術はとても痛そうでしたが、息子も日の日に痛みもなくなって効果をとても感じていました。そして実技試験も無事に終えることができました。施術頂いた増田先生、本当にお世話になりありがとうございました。
Hくんのお母さん、嬉しいクチコミを書いていただき、ありがとうございます。
Hくんは来院する日の2週間前、
トレーニング中に腰を傷めました。
Hくんは2週間後に高校入試の実技試験を控えた中での発症。
〇〇するのにも億劫になるほどの激痛。
来院されるまでに整形外科や接骨院に行くも、
思うような改善が見られず、
1ヶ月後に控える実技試験に間に合うのか・・・。
切羽詰まった状況での来院でした。
問診の際、
Hくんの表情からは、
本当に間に合うのだろうか・・・。
この先生は本物だろうか・・・。
たった1ヶ月後という期限に間に合う可能性を示してくれるのだろうか・・・。
期待と不安の入り混じる。
そんな表情が見てとれました。
実際に身体の状態を確認してみると、
前屈みや後ろに反る、身体をひねるという動作で痛みが出現。
ほんの少し腰を反らしただけで、
苦悶の表情。
かなり強い痛みを感じる様子。
試験本番までは残りは2週間。
正直なところ、
さすがに厳しい状況ではないか。
その瞬間は感じていました。
ただ、人生のかかった大事な試験です。
何とか間に合わせたい。
その瞬間、
僕はゴールからの逆算をして伝えました。
「短い期間なので絶対とは言い切れません」
「しかし、もしK君がその日までにせめて8回頑張ってきてくれるなら、
間に合わせあられる可能性がグッと出てくると思う。」
「どうでしょうか」
僕ははっきりとK君本人とお母さんに伝えました。
そして、結果は冒頭でもお伝えしたとおり、ギリギリではありましたが、
何とか試験当日に間に合わせることができ、
無事に試験も終えることができたとのことでした。
施術をしていくにつれ、
Hくんの顔から不安の表情がなくなり、
間に合うかも!と笑顔が増えてきてくれたことが嬉しく感じました。
なんとなく、
改善までのイメージをしていただけましたでしょうか?
なぜ?たった2週間で激痛を伴う腰痛が改善したのか?
いかにして2週間でこのような結果を出すことができたのか、
について詳しく解説していきますね。
Hくんの腰の状態は、かなりこじらせており、
トレーニングの負荷だけでなく、今までの疲労の蓄積もあり、
今回の痛みは起こったのだろうと予想がつきました。
その色々な要因がある中でも、
Hくんの腰の痛みに最も影響を及ぼしていたところが2つありました。
その2つとは、
「椎間関節の炎症」
と
「腸脛靱帯の緊張」
が起こってしまっていたことです。
椎間関節とは、背中の骨(脊椎)を構成する椎骨どうしが、
それぞれ上下の椎骨と連結するための関節です。
この椎間関節は、
前屈みや後ろに反る、身体をひねるという腰の動きに関係してきます。
Hくんは、この椎間関節に強い炎症が引き起こされてしまったため、
腰を動かすとプレーができないほど、痛みが引き起こされてしまっていました。
また、
腸脛靱帯は、骨盤から始まり、太ももの外側を通って
膝の外側に付着する、長くて強力な靱帯です。
この腸脛靱帯は大殿筋と大腿筋膜張筋という骨盤周りの筋肉から始まります。
この靭帯が緊張してしまうことで、
骨盤が引っ張られる形で大きな負荷がかかり、
腰痛を引き起こしてしまっていました。
この2つの大きな要因を見つけ出す鑑別能力があるからこそ、
試験まで残り2週間という状況であっても
今回のような結果を残すことができたのです。
いかがでしょうか?
なぜ、整形外科や接骨院で改善が見られなかった痛みが、
たったの2週間で改善させることができたのか
理解していただけたでしょうか?
最後に・・・
もし君が、
たった○週間しか期限がない。
病院では○ヶ月かかる。
安静にするしか方法がない。
など、
期限が迫っている中で、
切羽詰まった状況でも、
とりあえず来てみてほしい。
できる事はできる。
できないものはできないと伝えます。
でも、
そんな君を短期間で救える可能性がある治療家なんてそうそういないと自負している。
だからこそ。
だからこそ、
どんな状況でも、
一度診させてもらえたら嬉しい。
あんがいね、
なんとかしてしまうんだから。
そして、
「良かったんね!」
って握手できる日を想像して待っています.
感謝。