こんにちは^^
TOESTなかたに鍼灸整骨院の浅井です。
今回は、多くのアスリートが抱える悩み『捻挫後の後遺症』をテーマにお届けします。
もし、あなたが足首の捻挫をキッカケに、
- 足首の不安性を感じる。
- 踏み込む。切り返す。などの動きで足首周囲に痛みが走る。
- 明らかに捻挫を繰り返しやすくなったと感じる。
- パフォーマンスが落ちたまま戻らない。
など、
専門機関では「異常なし」と伝えられているものの、
それらの症状が一向に回復しないあなたのために記した記事です。
最後まで読んでみてくれたら安心してもらえると思います。

目次
- 画像初見では問題ないとのに痛みが引かない
- なぜ「ただの捻挫」が、後遺症になるのか?
- 後遺症を改善に導く、私たちの独自アプローチ
- 最後に
画像初見では問題ないのに痛みが引かない
今回ご相談くださったのは、大学3年生の陸上選手。
彼女は大きな大会をを目前にした6ヶ月前、練習中に重度の足首捻挫を負いました。
大学のトレーナーと共に懸命なリハビリに励み、
当初の痛みだいぶ落ち着きました。
しかし、軽いジョギングでも足首にすぐに痛みが現れ、
翌朝には歩くだけでも痛みが出ることが度々起こる状態で、
なかなか元の練習に復帰できず、
「どうしても、全力でスプリントできない」
「スタートの瞬間に、地面を力強く蹴り出せない感覚が抜けない」
大会に向けて。残された時間が刻一刻と少なくなる中、
そんなもどかしい感覚が、彼女を深い焦りと不安に陥れていました。
そして、藁にもすがる思いで私たちの元を訪れてくれたのです。
彼女の足首の状態を確認すると、
- 足首の可動域、特に底屈(つま先を伸ばす動き)に強い制限
- 過去に損傷した靭帯周辺の腫れ・圧痛
- 足首を構成する小さな骨(足根骨)のアライメント異常
- 腓骨神経の弱化
といった、典型的な後遺症の状態が見られました。
痛みという表面的な問題が消えても、
損傷を起こした箇所が正常な状態に戻っていなかったのです。
先に結果をお伝えすると、
彼女は無事に全力で走れるようになり、
目標としていた大会にも出場することが出来ました。
では、
なぜ、
半年間も完治しなかった後遺症を短期間で改善することが出来たのか説明していきますね。
なぜ「ただの捻挫」が、後遺症になるのか?
ここからは、
なぜ後遺症が残ってしまうのかについてお話していきます。
捻挫をすると、多くの場合「RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)」を行い、
痛みが引けば練習に復帰、という流れが一般的です。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
内出血を伴う捻挫の場合、
おそらく1番重要とされるのはアイシング(氷嚢で冷やす)です。
ただ、
アイシング=早く治る
ではないということは知っておいてください。
特に過剰なアイシングは
患部の血液循環が低下することで
逆に損傷を起こした組織の回復が遅くなることがあります。
ではどうすればいいのか?
捻挫の際の正しい処置とは
『圧迫(あっぱく)』
これが正しい処置です。
え?
と思う方もいらっしゃると思います。
説明していきますね。
捻挫をした際、
靭帯はもちろん、周辺の筋肉なども一緒に損傷します。
その時に毛細血管も一緒に引き伸ばされ傷つきます。
ここから出血を起こすのです。
この出血を的確に止血してあげる必要があるということ。
包丁などで指を切った際、
止血しますよね?
その時と同じ考え方です。
止血をしないと、
血はどんどん出てきます。
その血が漏れ出て貯留することで
足首関節周辺の正常な細胞まで影響を受け、
- 「触れるだけで痛い」
- 「スパイクが履けない」
- 「足首が常に違和感がある」
などの後遺症が出てしまうのです。
具体的な改善方法については次章でお話ししていきますね。

後遺症を改善に導く、私たちの独自アプローチ
捻挫後遺症を改善させる場合、
安静やストレッチなどでは難しい場合がほとんどです。
我々が重要と考えているところを2点お伝えしますね。
まず1点目
『正常な組織に戻す』
先ほども書きましたが、
正しく止血が出来ていないことで漏れ出た血液によって、
本来、損傷を受けていない組織にまで影響が出ている状態なので、
再び吸収させることで感覚異常などの症状は無くなります。
これには特殊なテーピングを行うとともに、
患部周辺の循環を促すことで、
キレイに症状が取れていきます。
次に2点目
『足首関節のアライメント調整』
重度の足関節捻挫をした際、
筋肉や靭帯に引っ張られるような形で
腓骨が下方向にズレてしまいます。
それに伴い
距骨や踵骨といった
足関節を構成する骨が
ドミノ倒しのように崩れてしまうのです。
足関節捻挫後の足首の不安定性や
可動域の低下などにはアライメント調整が非常に重要です。
この2つを施術をすることで、
数ヶ月、改善のみられなかったも改善させることが出来るのです。
最後に

いかがでしたか?
重度の捻挫後遺症であっても
原因を知り、
適切な順番で施術を行えば、
あなたの抱えている捻挫後の後遺症も改善します。
もしあなたが
大事な試合・大会を控えている中で、
足首を捻挫してしまい、回復に時間がかかっているなら連絡してくれたらと思います。
今まで改善しなかったのがウソのように回復するって世界を体験してもらえたらと思います。
もちろん、
スポーツはしてないけど
捻挫の後遺症で悩んでいるって方もご相談ください。
症状があるってことは、
必ず原因があるということ。
その原因を除去すれば必ず回復するのです。
数年来、数十年来の症状でもだいじょうぶ。
その痛み、
回復させていつか共に喜び合いましょう!
感謝。
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