TOESTなかたに鍼灸整骨院の鷲津です。
今回は高校生の腰痛についてお話しします。
部活に打ち込んでいる高校生にとって、腰の痛みはよくある悩みです。
「練習がハードだから腰が張っているだけ」「少し休めば治る」と思って、
だましだまし続けている学生さんも多いのではないでしょうか。
ただ、
高校生の腰痛は大人のそれとは事情が異なります。
骨がまだ成長途中であるため、
疲労だと思っていたものが骨のトラブルだった、
というケースが少なくありません。
こんな口コミをいただきました

以下、口コミを抜粋。
疲労で腰を痛めていたため、友人の勧めでなかたに鍼灸整骨院さんで診てもらうことに。剥離骨折に近い症状であると分かり、部活最後の大会まで2週間を切っており、時間もない状況の中、ほとんど毎日通い詰め、試合当日までにはほとんど治り、最高のコンディションで試合に臨むことができました。治療内容としましては、体が悲鳴をあげるようなマッサージもありましたが、それのおかげで日を跨いでいくごとに痛みが和らいでいきました。少々値段は張りますが値段以上の価値が得られると思います!
りくさん、口コミありがとうございました!!
「疲労だろう」と思って来院されたのに、
実際には骨のトラブルが隠れていた。
こういうケースは、決して珍しくありません。
なぜ「様子見」では危ないのか
「湿布を貼って休みなさい」と言われた経験がある方も多いと思います。
一時的な安静で回復するケースもありますが、
高校生のスポーツ現場では、繰り返しの動作で骨や関節に負担が積み重なり、
骨折などの器質的な問題が起きていることがあります。
大人の腰痛は筋力低下や姿勢の問題が主な原因であることが多いですが、
高校生の場合は骨や関節への物理的な負担が背景にあるケースが多いです。
表面的な症状だけで判断して湿布や痛み止めで様子を見るだけでは、
症状が慢性化したり、大事な大会に間に合わなくなるリスクがあります。
高校生の腰痛によくある5つの原因
① 腰椎分離症
ジュニア期・青年期のスポーツ選手に多い腰の疲労骨折です。
ジャンプや腰をひねる動作の繰り返しで、腰骨の後方部分(椎弓)にひびが入ります。
初期であれば骨がくっつく可能性がありますが、放置して完全に分離してしまうと、
長期的な腰痛につながります。
② 腸骨の剥離骨折
高校生は骨端線(骨の端にある軟骨部分)がまだ閉じていないため、
大人より骨が引っ張りに弱いです。
ダッシュやキックで股関節まわりの筋肉が急に収縮すると、
筋肉の付着部ごと骨が剥がれる剥離骨折が起こることがあります。
先述の患者さんも、まさにこの状態でした。
③ 急性腰痛(ぎっくり腰)
急な動作や疲労の蓄積によって、
腰の筋肉や靭帯に微細な損傷が起きた状態です。
高校生でも、
練習量が多い時期や体幹バランスが崩れているときに起きやすいです。
④ 梨状筋症候群
お尻の深部にある梨状筋が硬くなり、
坐骨神経を圧迫する症状です。
腰だけでなく、
お尻や太もも裏に痺れや痛みが出ることもあります。
腰椎椎間板ヘルニアと症状が似ているため、
見分けることが重要です。
⑤ 椎間板ヘルニア
腰の骨と骨の間にあるクッション(椎間板)が、
繰り返しの負荷によって変形・突出し、神経を圧迫する状態です。
腰の痛みだけでなく、
お尻や足にかけての痺れや痛みが出ることもあります。
高校生に多いイメージはありませんが、
前かがみの姿勢が多いスポーツや、体幹が弱い状態での激しいトレーニングが続くと、
若い世代でも発症することがあります。
原因の見極めが施術の出発点
腰椎分離症や剥離骨折のような骨のトラブルに対して、
強いマッサージをかけてしまうと状態が悪化します。
一方で、筋肉の問題なのに長期間コルセットで固定してしまうと、
筋力が落ちて回復が遅れます。
つまり、
どの組織がどのような状態にあるかを正確に把握したうえで、
それに合った施術を選ぶことが必要です。
問診や徒手検査を通じて、
骨・筋肉・神経のどこに問題があるかを丁寧に確認し、
その日の状態に応じて施術内容を調整していくことが、
早期回復につながると考えています。
先述の患者さんが大会までに間に合ったのも、
毎回の状態の変化を見ながら施術を組み立てていったからだと思っています。
最後に

腰の痛みを「みんな我慢しているから」と放置していると、
取り返しのつかない状態になることがあります。
- 「異常なし」と言われたけれど痛みが続いている
- 大会が近いのにどうしたらいいかわからない
そういった場合でも遠慮なくご相談くださいね。
症状改善に向けてしっかりサポートさせていただきます😊
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